はじめに
私はクソザコ陰キャニートゆっくり実況者なので見どころとかを紹介しますが大体どのサイトにも同じようなこと書いてあるんで今回載せるのはただただ一人で出かけた自慢です。
社不ムーブ
前日まで私は朝の人が少ない、空気の澄んだ山寺に向かおうとウキウキしながら床についた。クーラーガンガン直下に当たる中毛布を頭までかぶるという地球の敵さながらのムーブをして目覚めたのが朝6時半。目覚まし時計を前日までの私はつけていたようだが、まあ社会不適合者なので止めて寝た。
さすがにやばいと思って起きたのが7時。電車は7時55分に出発なのでこのまま出れば間に合うと思っていた矢先前日私は何の準備もしていなかったことに気づき慌てて支度をすればもう7時15分。このまま歩けばなんとか間に合うと思ったものの夜中に食べた食パンのせいか便意が襲い結局家を出たのは25分。二度寝からの支度、空気の読めない排便と社会不適合者の三段活用をしたものの山寺は私のことを温かく迎えてくれた。(クソ向かい風吹いた)
到着
山形と仙台を結ぶ電車の間に「山寺駅」とかいうそのまんまな駅があるのでそこに降りる
。二度寝したせいでほんとは涼しい朝(8時くらい)につく予定だったのに実際ついたのは気温が着実に高くなり始める9時ごろですでに道路を歩くだけで汗ばむくらいのクソ気温。ですが私はこれから聖域に踏み入れるんだという心を持ってなんとか顔を引きつらせながらも穏やかな顔で参道に向かった。
山寺駅を出るともうすぐには岩肌が捲れた山。どことなく佐渡金山を思い浮かべながら大体老夫婦や山寺に行くことにステータスを感じていそうなイキったカップル達が山寺駅で降りる。看板の案内に沿って若干歩くと、日枝神社参拝口。いや山寺は?と思ったら奥の方にありました。周りはちゃんと見ようね。
参拝口前にちょっと階段があり、普通の人であればそこまで疲労を感じないと思われるが普段私は家と学校を往復するだけの産廃ロボと化しているせいかここだけでもうすでに息が切れる始末。しかも線香がクソデカい鍋(?)に何本も何本も突き刺さっているので余計にせき込む。もう帰りたくなったものの流石に240円支払ってここまで来て変えるのは石油王にならなければもったいないと感じ意を決して山に入った。
ちなみに後方の人々をよりせき込ませるために50円払って線香を突き刺した。
登山→参拝
正直山上りについては小学生の遠足など行っていた(ちなみに小4のころそこでウンコを漏らす)のでそこまで不安ではなかった。だが、老いというのは恐ろしいものでマスクも相まってチー牛メガネが曇って澄んでの点滅を繰り返す。しかし周りを見渡すと木のマイナスイオン(化学習うとこれ正直意味不)的な大地のパワー的なステラ缶的ななにかがあるのかやけに涼しく、途中途中にある休憩所(ベンチなどがおかれている)で休みながら歩けばそこまで苦でもなかったような気がする。
ちなみにうれしいことに公衆トイレが一か所あったので出身小学校はぜひ山寺で遠足することで私のような野山に糞便まき散らす不幸なガキを生み出さないようにしてほしいと願う。
↑多分山寺でググると一番か二番目に出てきそうなところ。
写真で見るとただの違法建築にしか見えないが実際に見ると神聖な空気だったのか、はたまた苦労して山を登った元をとるために勝手に美化されたのか分からないが結構感動した。小声で「すげー」って言ってしまったくらいだ。ぜひ、足を運んでもらいたい。
ちなみに柵がないところもあるのでふざけるようなDQNは死にます。
あじさいさんなのでやはりあじさいの写真を撮らずにはいられなかった。
正直ここまで群生していると思わず、岩肌にくっつくあじさいに若干感動した。
それと同時になぜ私はあじさいさんという名前なのにカスみたいな生活をしているんだと猛烈な叱責を受けたように感じた。
展望台(絶対違う)的な、清水寺の舞台的な場所からは山に囲まれた山形を感じることができる。地元は海と山の間なので結構新鮮だった。ちなみにこの壁に「落書きをしないでください」と書いてある看板が立てかけられており、よく壁を見るとサインペンのようなものでいろいろ落書きがされていた。正直文化財に落書きとかガイジかな?って思いましたまる。
ここ、落ちたら死ぬんだろうなーとかマイクラの地形みたいだな―とか思いながら写真撮りました。というか岩に木が生えるってどういうことよ。生命力に感謝感謝またいっぱい食べたいな。
先ほどの写真からまたしばらく上ると結構足がすくむほどには高い。
高所恐怖症だと無理かも。(柵ないところも普通にある)
奥の院→下山
奥の院のところでは写真NGマークがあったので取ってませんが、かなりの達成感と足の疲労が同時にやってくる不思議な体験をしました。
ここでもお賽銭をいれて世界平和を祈っておく。
途中少し外れ道のようなところから別ルートで降りようと思い見つけたのがこの青い紫陽花の群生。滅茶苦茶きれいだった。でもコバエみたいな羽虫が顔周りをうろちょろしててそれが不快だった。参拝で浄化された私は殺生はせずに手で払うのみに。
岩肌と紫陽花のコントラスト。結構お気に入りの一枚。
ふもとにあるので行きにも見たが帰りにパシャリ。私はどっちも松尾芭蕉だと思っていたがどうやら左がそうらしい。正直どっちも同じに見えるが違うんだって。
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声 と山寺(立石寺)で詠んだらしい松尾芭蕉。ちなみに行きの電車の中で意気揚々としゃべりだしてました。
その後、お土産屋さんで一串100円の玉こんにゃくをパクリ。味が染みててめっちゃおいしかった。ちなみに力こんにゃくというらしい。
峯の浦・垂水遺跡(裏山寺)
山寺に行くにあたって調べていたところ少し歩いた先に裏山寺なるパワースポット的なところがあるらしい。せっかくなので向かってみることにした。
山寺の参拝口を通り過ぎ道なりにしばらく歩く。これが結構遠い。車ならそこまででもなさそうだが歩くとなると結構遠い。しかも気温が高くなってきてもう道の半分くらいで帰りたくなる。しかし戻るにしても半分ほど進んでしまったのでまた引き返すのも嫌になり進んだ。
千手院→登山
しばらく歩くと白い鳥居が。そこをくぐるとなんと線路が。踏切もないので危ないだろとは思いながらも左右を確認してわたる。すると山寺より人が少なく、静かな境内が広がっていた。100円から募金をお願いしますと書いてあったので泣く泣く入れる。引き返したらなんか悪いかなって。
山寺の方は観光客を意識してか石の階段が整備されていたがこちらは完全に土。山寺よりも急斜面だったり道が細かったりしてこれが奥の細道ってね(?)
ですが観光客は老夫婦のみでイキったカップルがおらず静かに山を登ることができた。
まるで蓮コラのような、集合体恐怖症の人は絶叫しそうな景色ではあるが、これはどうやら人工的なものではなく自然にできたものらしい。この中にお稲荷様の神社があったので参拝。小銭が50円と1円しかなく流石に1円はかわいそうなのですこし迷ったが50円を投入。二枚で100円の50円玉。これを失ったのはデカいのできっといいことが起こるであろうたぶん。
どうやらここで山伏らが修行をしていたなどと書かれた看板があり、まあ山のぼるのつらいわなと。蜂の巣のような景色を見ながら水筒の水をがぶ飲みしたら傾けすぎて口から水があふれ服がびしょぬれに。普通に泣いた。50円賽銭入れたのにこれで普通にごめんなさいは?😡この後は岩の名前が書かれた看板が次々と出てくるものの私にはほとんど見つけられなかったので分かったものだけ載せる。
烏帽子岩(えぼしって初見で読めましたはいハーバード)
これは流石にわかる。結構でかく、私の背をはるかに超えていた。
これは猿岩と書かれた看板からみた景色。
もう岩の名前が書かれているものの見つけたのは烏帽子岩のみ。心が汚いと見えないとかそういう系なのだろうか。
鏡岩と書いてある看板からみた景色。
ガチの崖で雨の日は絶対上りたくないなと思った。
修験場であったっぽい場所(?)
木漏れ日がすごく神秘的で写真を撮りたくなった。
帰る
帰り道、サクランボかき氷なるものがあったので400円で購入。まるまる一個の冷凍されたキンキンのサクランボが上に乗った、おいしいおいしいかき氷だった。また食べたい。
その後もう少し下がった先でサクランボソフトなるものを発見。どうやらマツコの知らない世界で紹介されたらしいそれを350円で購入。こちらもおいしい。かき氷はさっぱりとした感じなので夏のあっつい時に食べたい。ソフトクリームはまろやかな味でどちらもおいしかった。そしてガチでスイーツ買って写真撮ってるカップルいて殴りそうなった。(チキンなのでやらなかった)
ちなみにかき氷やソフトクリームは充電が切れたうえ容量がなく写真が取れなかった。私もTwitterで自慢したかった(?)
最後に
いろいろ文句とか書き連ねたものの、総評としては行って良かったと思う。
行くとしたら朝がおすすめ。コロナ渦でマスクが外しづらかったが、結構最初の方は人が少なかったのでたまに外して登山した。しかし昼前になってくると暑いし人が増えるしで、そんな中登山するのは気が狂いそうになると思う。
垂水遺跡の方も、より自然を感じられるスポットで感動した。しかし足場が狭くその上落ちれば普通に死ねそうな感じなので晴れが続いた日に行くのがいいと思う。(晴れていたものの地面が少し滑った)
あとサクランボかき氷は期間限定らしいのでもう一回食べに行きたい。ソフトクリームも。お土産屋とかそば屋もあったので山形県を訪れた際には足を延ばしてみてはどうだろうか。(後で調べたらどっちも「ふもとや」さんだったらしい)
今回は梅雨というじめっとした季節に行ったが、それでもきれいなあじさいが咲いていた。お勧めは紅葉のシーズンらしく、そのころには涼しいだろうしまた行こうかな思える場所だった。(サクランボスイーツは期間限定なので食べたい方はぜひ初夏へ)
info
山寺観光協会
https://www.yamaderakankou.com/index.html
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